殿一分団 ポンプ操法訓練

殿一分団 ポンプ車操法訓練に伴う激励会が開催されました。

市長・消防長より激励を受けました

伏見枚方市長より激励を受ける殿一分団の団員と関係者

令和4年8月1日(日)、殿一分団が大阪府消防大会・北河内地区支部総合訓練大会の両大会(ポンプ車操法)に向けて、枚方市上下水道局浄水場に於いて、伏見隆 枚方市長並びに藤中明広 枚方寝屋川消防組合消防長より激励を受けました。

殿一分団では、令和4年5月9日の訓練開始より、今日まで延べ36日間にも及ぶ訓練を重ねており、
この間、操法指揮者会議のため大阪府消防学校へ分団幹部の派遣や研修等が行われ、ポンプ車操法の技術力を確たるものにするために尽力してきました。

日々、目覚ましい成長を遂げる選手団員・補助団員は、まだまだ訓練の中盤であり、時には訓練のなかで苦難と立ち向かわなければならない場合もあります。
しかし、その中で枚方市長、消防長をはじめとする消防団関係者より激励を受けたことは大きな励みにもなりました。
直近の本番まで残すところ6回、成果を発揮すべく訓練に臨む次第です。

団員ひとりひとりが主役

訓練披露を行う前に激励を受ける殿一分団の団員

ポンプ車操法は、大会に出場する選手だけで成り立つわけではなく、選手を支え、そして訓練披露チームを支える者との連携、協力があって、はじめて素晴らしい結果を見出す事ができるものです。

殿一分団においても、出場する選手が、ストレスを感じることなく訓練に打ち込む事ができる様に、選手以外の団員も訓練披露に対しそれぞれの持ち場において訓練に取り組んでおります。

訓練指揮を執る者、団員の出欠や体調等の管理を担う者、タイムの測定や装備品・資材の管理を担う者、消防団本部・関係機関各所との連絡や調整を担う者など…団員ひとりひとりが努力の積み重ねにより、素晴らしい結果を残すものと信じ、訓練日において仕事や家業を終えた後に行われる訓練であっても全力で取り組んでおります。

竹中分団長の指揮のもと一枚岩となってポンプ車操法に臨む殿一分団の精鋭たち

準備運動・ウォーミングアップも抜かりなく

激励会では、伏見市長、藤中消防長から激励を受けた後、来場いただきました来賓・消防団関係者の紹介、続けて殿一分団の分団長及び選手団員ひとりひとりの紹介がありました。

紹介が終わると続いて、ポンプ車操法の披露となりますが、その前に選手団員・ホース搬送担当団員全員でランニングや準備運動を行い、日頃の訓練で培った技術力を発揮する事が出来る様にウォーミングアップを行いました。

殿一分団ポンプ車操法披露

ウォーミングアップの後は、いよいよ来賓・消防団関係者への訓練披露となり、いつもの訓練とは異なる雰囲気のもと、緊張感が漂う中でのポンプ車操法の開始となりました。

ポンプ車操法を視察する伏見市長、藤中消防長ほか消防団関係者

ポンプ車操法の披露は、大会の出場とさながらの状況で行われ、1番員と2番員が上手く『的』を射抜いた時には、会場から大きな喝采と拍手がおこりました。

的確に目標の「的」を射抜く選手たち

妥協のない技術力の向上

持てる力を振り絞ってポンプ車操法の披露を無事に終えると、休憩をはさみ、大会実施日までの期間の訓練日に行っている訓練が行われました。

訓練では、苦手とする動作を繰り返し行ったり、訓練指導教官である消防職員にアドバイスを求め、真剣な眼差しで指導に耳を傾ける消防団員の姿がありました。

訓練では、ひとつひとつのセクションにおいて選手に対し訓練指導教官が丁寧に指導を行い、選手において指導を受けたところは確実に修正を試み、完成度をたかめていくという事が繰り返しおこなわれました。
選手からは「まだまだ!」という自分自身に対して厳しい言葉も聞かれ、技術力の向上に妥協がない事が強く伝わりました。

放水の練習に取り組む選手

殿一分団は、管轄管内にて火災等が発生した場合の出動態勢を維持しつつ、今後も操法訓練に全力で取り組み、
大会においての訓練披露が素晴らしいものとなる様に引き続き鍛錬してまいります。
なお、選手団員以外のホース搬送要員の訓練についても近日予定されており、分団員全員が一丸となって技術力の向上に努めてまいります。

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