講習会 地域防災 女性分団

「身近なコトから始める防災教室」 防災セミナーを開催

楠葉生涯学習市民センターからのご依頼で、身近なコトから始める防災教室として
「災害に備える考え方、いますぐ備えられる防災グッズのご紹介」
「非常時に必要なアイテム」などをテーマに防災セミナーを開催しました。

学生やお子さまとご一緒など、幅広い方々にご参加いただきました。

災害に備える考え方

いつ起こるかわからないのが自然災害
そのため、災害に対して常に準備期間の状態と言えます。

たとえば、学生の頃のテスト。
テストの日程に向け、計画的に準備や対策を整えると思います。
先生から突然「いまからテストをします」と言われたら?

日頃から予習復習を重ね、いつも万全の体制であれば慌てることなく対処できます。
一方、急なことでまったく準備をしていなければ、その結果の違いはどうでしょう?

このテストを「災害」に置き換えたら・・・


日本は、ほぼ毎日どこかで震度1以上揺れている地震大国です。また地震だけではなく、台風や大雨による洪水、土砂災害、ゲリラ豪雨の被害も多くなっています。
日本に住むと言うことは、これらの災害と正面から向き合う必要があります。

災害は、起こるかもしれない。
でも・・こころの片隅に

「自分は大丈夫!」

という思考が存在します。
想定外のまさか!は起こるという事を忘れてはいけません。

自分の身は自分で守る

枚方市の人口
約39万7000人(R4年7月現在)
枚方市の消防士約350人 そして
救急車は12台

平常時の救急要請では、平均8~9分で現場に到着します。
しかし、枚方市民約3万人に対して救急車は1台。
消防士は1名で約1134人を担当している計算です。

災害時、救急車や消防士が自分のところにきてくれたら・・・それは「幸運」という割合です。

そして忘れてはいけないのは、
同じ地域の行政機関も被災しているということ。災害が広範囲になればなるほど、

「自分の身は自分で守る」助」の大切さ

「地域の人たちが力を合わせて協力する」「共助」が重要です。

阪神・淡路大震災では、約8割が「自助・共助」によって救出されています。

今日から、まず「自分ができること」を備えていきましょう。

家計に負担をかけず
防災に備える

いざ、防災グッズを購入しようとすると、思わぬ費用がかさみます。
そんなお悩みに、100円均一ショップで手軽に揃う防災グッズが沢山あり、その中の選りすぐりを紹介しました。

耐久性など「過信しすぎない」という注意点はありますが、緊急用として十分使える物が多いです。
また、準備したものが実際に使えるのかを試すことも大切です。

防災ボトルを作ってみよう

自宅以外で災害に遭遇する想定はしていますか?

通勤、通学先やお出かけで移動中にも、防災の備えは万全にしておきたいもの。
500mlのボトルに防災グッズを詰めて持ち歩く、警視庁ツイッター提案の「防災ボトル」をご紹介。
自分に必要なものを詰めた、オリジナル防災ボトルを作ってみませんか?

自分に必要な対策を!

自分にとっての非常持ち出し袋の中身を紹介

防災への備えは、自分や自分の家族の状況に応じた準備・対策をしましょう。

小さいお子さんがいる、ご高齢の方とお住まいのご家庭など、家族構成はもちろん、自分自身に必要なものはそれぞれ違います。

たとえば、メガネを常用している人にとって、災害時に優先させるべきは視力の確保です。
メガネ無しで安全に避難できるでしょうか?
代用がきかないメガネだからこそ、もしもの時に備えて非常持ち出し袋に入れておけば安心です。

消防団員の自分にとっての、非常持ち出し袋の中身を確認しながら、なぜそれを必要としているのか?また
一つのアイテムで何通りにも使えるアイデアを交えながら紹介しました。

受講者の皆さんは熱心にメモを取る様子も・・・。

家族写真を入れて・・・

スマートフォンに写真を保存されている方は多いと思いますが、写真は現像していますか?
災害発生時、電源の確保が難しくなり、スマートフォンが使えなくなることも・・・

東日本大震災の発生時刻は14時46分。
家族がそれぞれ出かけている時間帯でした。
離ればなれの家族を探す為、本人を知らない方へ、特徴だけを伝えて捜索するのはとても困難です。

もし、現像している写真を見せながら特徴を伝えられたら・・・。
捜索が早く進み、相手の記憶にも残りやすいです。

1年に一度写真を撮って、
今のあなた、今の家族が分かる写真
を持ち出し袋に入れて下さい。

楠葉地域での水害の記憶

2012年8月14日 枚方市楠葉並木 周辺

2012年8月14日、10年前に楠葉地域で発生した水害時の消防活動を紹介。

1時間あたり90mmの降雨量を観測し、集中豪雨により家屋の浸水や道路の冠水の被害が多数発生しました。
このとき、消防団の車両の小型ポンプで水を吸い上げ排出作業を行いました。

2012年に経験した集中豪雨により、この地域の浸水被害を軽減するため、雨水貯留施設工事がはじまりました。

過去の災害を教訓に、災害備期間である平常時のいまこそ、


自分と自分の家族を守る備え

を始めませんか?

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