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団員同士で応急手当の訓練を実施
応急手当が出来るように模擬訓練を実施
枚方市消防団では、万一の脳卒中や心臓病、事故などで倒れた人を見かけたとき直ぐに応急手当が出来るように模擬訓練を実施しています。
応急手当普及員資格を持った団員から、分団団員に講習を実施しました。
「あ!倒れている!」
「周囲の安全よし!」
「大丈夫ですか?」(肩を叩いて反応をみる)
「息もしていないな」
「そこのメガネの男性の方!救急車119に電話をお願いします」
「そこの赤いシャツの方!AEDを持ってきてください!」
など、実際の現場を想定しておこなっています。
なかには
「AEDってどこにありますか?」
「え?え?」
など、訓練を行うことで知らないこともでてきます。
ちなみにAEDは、近くのコンビニで持ってきてもらうのが効率的です。
このように、救急の連鎖の勉強、胸骨圧迫による心肺蘇生、AEDの使用方法などを熱心に受講し、万一の時に素早く行動できるように訓練しています。
知ることで
第一歩を踏み出せるようになります
お身内の方であれば、行動に移せることはできても、見知らぬ方が倒れている場合、「自分が関わったことで、悪化したらどうしよう」という不安がでてきますよね。
法律では、罪に問われないものの(刑法第37条/民法第698条)、心情的には、不安があるのは当然と思います。
応急手当ての正しい知識を得ることで、助かる確率が上がることしかないという小さな自信から第一歩を踏み出せるように、消防団員も万一に備えて積極的に訓練を行っております。
枚方市民の皆様にも、各地域で開催される応急手当講習に是非ご参加していただき、万一の時に地域みんなで支え合う枚方市になっていければと願います。