令和8年5月23日㈯枚方市立中宮小学校において防災キャンプが開催されました。
全校児童462名の中宮小学校では今回、学校滞在中に災害が発生したことを想定し、学校側がスムーズにご家族のもとへ児童をおかえしする「引き渡し訓練」も同時に行われました。
水消火器を使用した初期消火体験
訓練用の水消火器を使って訓練を行います。
水と圧縮空気で本物の消火器同様の操作が繰り返しできます。

消火器で火を消しきれない時は、身の安全を第一に考えてすぐに逃げることや初期消火を始める前に退避経路を確保しておくこと等をお伝えしました。
煙道による煙体験
煙道体験では、テント内に人体に無害な煙を充満させて火災時の様子を再現。
ハンカチなどで鼻と口をおさえて、低い姿勢で壁をつたいながら落ち着いて進みます。

この日は風の強い一日でテント内の煙が少し薄かったとのことですが、そんな中でも
先が見えず方向感覚も失われる怖さを経験し、災害時に必要なことは何かを考える体験になったと思います。
防災クイズ
運動場での防災クイズ。
天気は曇りでしたが風が強くて涼しい環境だった為、約460名の児童たちも25分の防災クイズに真剣な眼差しで参加してもらう事ができました。

「大きな木の下で雷の音が聞こえたらどうする?」
①木の下で雨宿りを続ける。
②木からできるだけ離れる。
それぞれ答えだと思う方に手を挙げてもらうのですが
「はい!はい!②番~!」「え~①番じゃないの??」とみんな元気いっぱい。
正解は②木からできるだけ離れるです。
雷は高い所に落ちやすく、木をつたって自分にも電気が流れてしまいます。
木や枝から約4メートル以上は離れて、できるだけ身を小さくしてしゃがみます。(雷しゃがみ)
説明後実際に「雷しゃがみ」を体験。
「難しい~!」「なかなか出来ひん~!」との声が聞こえる中、皆さん真剣に練習してもらいました。
救命講習
体育館では保護者の方に向けてAED(自動体外式除細動器)を使った救命講習を行いました。

倒れた人を発見し救急隊が到着するまでの一連の流れを実演
その後は一通りの説明をし最後は実際に訓練用の人形とAEDを使っての実技体験です。
「まわりに手伝ってもらえる人がいない場合はどうしたらよいですか?」や
「AEDを使う時、アクセサリーなどは外したほうがよいですか?」など
たくさんの質問をいただきながら皆さん積極的に体験していただきました。
応急手当に自信のない場合でも119番通報すると通信指令員が通報者や周りにいる人に対して、救急隊が到着するまでの間に応急手当の方法を指導していただけます。(口頭指導)
いざという時はほんの少しの勇気を持って行動していただけたらと思います。
「防災教育」を学ぶことの大切さ
子どもたちが「防災教育」を受けることは、自らの安全を確保するための行動ができる思考力・判断力を高め、「生きる力」を育む素晴らしい機会だと考えます。
「防災教育」+「体験」小さいころから防災に触れておくことで、地域を守る未来の担い手に成長してくれることでしょう。
私たち枚方市消防団も、地域の皆さまと一緒に災害に備える、災害に強い地域にする取り組みを続けて参ります。