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山林パトロールを実施しました
枚方市消防団では、毎年4月と5月を山林パトロール実施月と定め、枚方市東部の林野を多く管轄する津田分団・菅原分団・氷室分団は定期訓練の一環として山間部のパトロール巡回を実施しています。
津田分団では、5月の山林パトロールとして令和6年5月12日(日)に津田山(国見山)西側地域のパトロールを実施しました。
津田分団員は、津田山(国見山)の西側登山口となる津田山手の津田サイエンスヒルズ展望台付近に参集し、分団幹部よりパトロールにおける注意事項を説明を受けたのち、装備を整えパトロールに入りました。
津田山(国見山)は枚方市の東部に位置する生駒山系の山であり、西側地域を津田分団が、東側地域を氷室分団が管轄区域としています。
津田山(国見山)の西側地域をパトロール
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津田山(国見山)の西側地域は、JR学研都市線の津田駅からはじまるハイキングコースが整備されており、隣接する交野市にある「源氏の滝」や「白旗池」などの自然名所も近く、一年を通して多くのハイカーや観光客が訪れます。
多くの人が訪れるだけ火の不始末による失火が懸念されるため、津田山(国見山)に訪れる方に火の取扱いの啓蒙を促すために標識整備を行いました。
標識の整備を行いました
山中には様々な標識・看板が設置されています。
火の取り扱い注意を促す標識・看板だけではなく、ハイキングコースを識別するための標識も設けられていますが、これらはハイキングに訪れるハイカーが確認するだけではなく、消防団も基準点のひとつとして使用する事を兼ねており、山林火災等の有事の際にはこの標識が重要な役割を担います。
これらの標識に欠落や歪み等の不整備状態にないかを確認して、必要に応じて整備を行います。
山林火災の惨事を繰り返さないために
津田山(国見山)は今から約46年前の昭和53年4月に大火災が発生しました。
三日三晩燃え続けた山火事という大惨事を繰り返さないために、枚方市消防団では山林における火災予防の推進と万一に備え、山林火災に対応できる態勢の構築を進めております。
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