2023年11月11日(土)山田東小学校にて、山田東校区自主防災訓練が開催されました。
山田東校区では、土曜の授業参観として「防災学習」を行った後、児童・保護者・地域コミュニティが参加する防災訓練となりますが、今年はインフルエンザの流行もあり、児童が不参加と、例年より少し寂しい訓練となりました。
まず始めに、地域の消防団「山田分団」による放水披露です。
その後、2つのグループに分かれて訓練スタート。
訓練内容
・水消火器
・AED(自動体外式除細動器)を使用した心肺蘇生法
・簡易トイレの使い方
・震災ケア体操
水消火器を使って、消火器の取り扱いを学びます。
消火器は身近なものではありますが、取り扱い方は知らないという方も多いでしょう。
初期消火を慌てずに行えるよう体験しておくことはとても大切です。
AED(自動体外式除細動器)を使った心肺蘇生法。
倒れている人を発見してからAEDで電気ショックを行う、救命率を上げる為には5分以内が理想とされています。
まずは、人が倒れていたら声をかける、119番へ通報する。
応急手当を学んだけれど自信がないと思っていても、119番通報することにより、消防通信指令員が通報をした人に対し、通報内容から傷病者の状態を判断し、救急車が到着するまでの間に必要な手当の方法を口頭で指示してくれます。
まずは、あなたのスマートホンを「スピーカーフォン」にする方法を確認しておきましょう。
体育館では、地域コミュニティーの方による、簡易トイレの使い方の紹介です。
災害後6時間のうちに、水や食事を我慢することはできても、排泄を止めることはできません。
災害後6時間以内に約7割の人がトイレに行きたくなります。
災害時、水洗トイレが使用できなるくなることを想定し、簡易トイレや携帯トイレなど各家庭で備えることを始めましょう。
災害時、避難所生活を余儀なくされると、慣れない環境下で体調を崩したり、持病を悪化させる恐れがあります。
健康状態を保つためのケア運動の指導を受けました。
自主防災会の皆さまが地域防災力を高めるため、様々な趣向を凝らした自主防災訓練を開催しています。
自らの生命・身体・財産を守る=「自助」が災害時の基本原則となりますが、近隣の知人や自治会などで協力して助け合う=「共助」の力なくして災害は乗り越えられません。
地域防災力を高め、災害の被害を減らすこと、私たち枚方市消防団も地域の皆さまと共に意識を高めてまいります。