殿二分団 地域防災 女性分団 訓練

牧野校区自主防災訓練での新しい取り組み「防災クロスロード」

防災クロスロード「その時どうする?」映像をみながら自分の行動を考える

令和4年10月30日(日)枚方市立牧野小学校にて、牧野校区自主防災訓練が開催されました。

今回の訓練の内容は
①地震車体験
②土嚢積み体験
③水害体験
④防災クロスロードゲーム
⑤簡易ベッド・間仕切りの組み立て・防災資機材の展示
そして、枚方市消防団殿二分団による放水披露が行なわれました。

防災クロスロードとは?

クロスロードとは、「岐路」・「分かれ道」のことで、迫られる災害で対応を二者択一の選択をすることで、とっさの対応・判断を訓練するものです。
参加者は自分が選択した考えを示し、参加者同士意見を交換しながら、様々な価値感や互いの考えを共有することを目指します。

今回は、NHKが作成した、「防災クロスロード」の映像を使用して行なわれました。

仮想空間の中で災害に迫られる様々な状況から二者択一を個々に行い、映像終了後グループに分かれディスカッションを行ないます。
地域の防災会の方々がしっかりと事前準備をし、一人ずつチームを担当して、なぜその選択を選んだのか?ディスカッションの進行を行ないました。

今回の課題は3問 

「地震発生直後の都心の駅」帰宅前に地震が発生、保育園に預けている子どもをむかえに今すぐ帰るべきか・・・?
A:心配なので歩いてでもむかえに帰る
B:状況が落ち着くまでいったん会社に戻る

「地震発生10分後沿岸部」海沿いの町。津波が迫っている中、一人暮らしの祖母の様子を見に行くべきか・・・?
A:祖母の様子を見に行く
B:とにかく逃げる

「地震発生から3日後」避難所で全員配る食糧が足りない。食糧を配るべきか・・・?
A:足りなくても配ってしまう
B:配るのを止めて様子をみる

あなたならどうしますか?

「なぜその意見を選択したのか?」
グループに分かれてディスカッション

ディスカッションの中で、
「災害が起こった時、家族が一緒とは限らない。待ち合わせの場所を決めるなど、家族と話し合いが必要。」
「自分の地域や職場に津波が来るのか?河川が氾濫する地域なのか?気になった。」
「食糧が少ない時は、子どもや高齢者を優先し、必要のない人には配らないなど、避難者に現状を伝えることも大切だ。」
などの意見がでました。

平常時だからこそ、冷静に災害について考える。「自分だったらどうするか?
意見を交換することで、互いに多くの気づきを与えてくれます。
この新しい取り組みは、私たちにとっても大きな学びとなりました。

河川レンジャーによる水害対策の話と
水の中を歩く体験
枚方市消防団殿二分団による放水披露

盛りだくさんの各訓練を終え、地域の安心安全の為に日頃から訓練を行なっている、枚方市消防団殿二分団による放水披露にて防災訓練は終了しました。

運営をされた防災会の方からは、
「牧野校区防災会は20数名、これに対し多くの方が避難所に押し寄せると避難所の運営は難しい。
だからこそ今日のような訓練をして、避難された方の中から一緒に避難所を運営してくれる人たちを沢山作りたい。」

とおっしゃっていました。

今回、多くの地元中学生が参加。地域の次世代リーダーとなる中学生が地域住民と一緒に防災を考える姿がとても頼もしく、これからの地域防災には欠かせない人材だと感じました。
そして、私たちも初めて体験した防災クロスロード
見学・体験型の防災訓練とは違い、互いに意見を述べて話し合うという新しい取り組みでさらに地域防災力を上げるきっかけになり、これから多くの地域に広げて行きたい活動です。

-殿二分団, 地域防災, 女性分団, 訓練