山を散策中や山林での活動中に、
もしも人が倒れたら・・・?
怪我をしたら・・・?
その場に居合わせた自分ができることは?
枚方市の里山について勉強し、里山の魅力をたくさん体感できる「里山楽校(さとやまがっこう)」受講生のみなさんへ、AED(自動体外式除細動器)を使った救命講習と、山中で起こり得る怪我の応急手当・傷病者の搬送について講習会を行いました。
講習会参加希望者は募集定員を超え、抽選で参加された皆さんはチャレンジ精神旺盛です!
訓練用人形を使っての救命処置の実技では、「相手に怪我をさせるかもしれないと不安があったが、胸骨圧迫の大切さがわかりました。」との感想。
胸骨圧迫の重要性と必要性がお伝えできたと思います。
※副子(ふくし)とは・・・骨折や外傷があった際に、その部位を安定させるためのもの
山中で物がない状況の中でもできる応急手当(骨折や止血、搬送方法)の講習では、
応急手当の目的
- 救命
- (症状の)悪化防止
- 苦痛の軽減
心身共にダメージを受けた人へ励ましの言葉をかけることの大切さをお話しました。
そして担架や道具がない時に、人の力だけで行う搬送方法を身体に負担をかけないコツを交えてお伝えし、皆さんでチャレンジです。
移す時に役立つ一人搬送
受講された皆さんが笑顔で楽しく、そして真剣に取り組む姿勢に消防団員として、講習会を行えることの励みとなりました。