講習会 地域防災 女性分団

菅原生涯学習市民センターで防災講演会を開催しました。

100円均一ショップで買える防災グッズの紹介

枚方市立菅原生涯学習市民センターにて防災講演を開催しました。
30年以内に南海トラフ沿いで巨大地震が発生する確率が「70~80%」と言われています。
確率からすると「危険な値」であるのに対し、「30年以内」と付くことでまだ先の話という心の余裕が生まれてしまいます。
30年以内ということは、この瞬間起こるかもしれないし、1年後、10年後または、20年後にも同じ確率で発表されているかもしれません。

「1週間後に震度6の地震が起きます」と言われたら、全ての人が対策・準備を始めると思います。
実際には、これからもいつ起こるか分からない「今」は災害に対する準備期間中と言えます。
もし、準備や対策をしなければ、想定外の「まさか!」の出来事に後悔をする可能性も高くなるでしょう。
備えに、なかなか手が付けられないあなたもこの機会に後悔のない準備・対策を始めてみませんか?

非常時の「0~2次の備え」とは?

阪神・淡路大震災後に設立された、「阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター」は非常時の備えを0~2次に分けて提案しています。

0次の備え

外出中に災害が発生した際に、外出先から自宅や避難所まで安全に移動するための助けになる備え。
または、移動出来ない時に数時間から一晩を過ごすことが出来ることを想定した準備を、普段使っているバッグなどに入れて常に持ち歩く、身に付けておく備え。
災害だけではなく、電車やエレベーターのトラブルで長時間閉じ込められた場合にも携帯しておくと心強い。

1次の備え

家庭や職場で非常時に、さっと持ち出して逃げることができる「非常持ち出し袋」のこと。
被災の1日、安全な場所に逃げる際に持って行きたい最低限の備え。

2次の備え

非常時ライフラインが途絶えた、道路が寸断されて孤立したなど、助けの手が届かなかったとしても、何日かは自給自足でしのげる備え、備蓄品の事。
飲食などの消耗品は最低3日分、巨大地震に備えては1週間分の備蓄が必要です。
ライフラインが止まった家で、被災生活を安心して過ごす為の備え。

0次の備え「防災ボトル」の紹介

安心を持ち歩こう

0次のいつも使用しているバッグに丸ごと入れて持ち歩きができる、防災ボトルがおすすめです。
ポーチではなく、ボトルを使う利点は
①水に強い②中身が潰れない③外から確認でき、持ち歩きに便利という点です。
自分にとって何が必要か?最低限何があれば安心できるか?子どもと外出時でも困らない備えはなにか?などあなたにとっての安心を持ち歩きましょう。

2次の備えに100円均一で買えるグッズの紹介

100円均一ショップで買える防災グッズの紹介


「できるだけお金をかけずに万が一に備えたい」そんな時に役立つのが100円均一ショップの防災グッズです。

「こんなに揃えることができるの?いろんな種類あるんだね。」
興味津々で写真を撮られる方も。

その中から、
おすすめ①歯ブラシ
非常持ち出し袋に歯ブラシなどの口腔ケアグッズは入っていますか?
災害時のオーラルケアは、虫歯や歯周病などお口のトラブルだけではなく、インフルエンザや誤嚥性肺炎など体の健康にも影響します。
口腔内の衛生状態を良好に保つ歯ブラシは最低家族の人数分揃えましょう。

おすすめ②ヘッドライト
停電時や災害時に暗闇の中で行動するときは、懐中電灯より両手が使え、目線に合わせて照らす事ができるヘッドライトがおすすめです。

おすすめ③トランプ
防災グッズにトランプ?疑問に思われる方も多いと思いますが、長引く避難生活には娯楽も必要です。
心のゆとりを持つためにも、トランプもぜひ準備してみて下さい。

忘れがちな重要なもの「お薬手帳」
普段どんな薬を飲んでいるか、薬の種類と量を覚えている方は少ないでしょう。
被災時に正確な薬の情報を提供できないと十分な効果を発揮できず、飲み合わせなどのリスク回避が困難になります。
お薬手帳はご自身の生命の維持・健康を維持するために必ず必要です。
コピーを非常持ち出し袋に入れる、スマホの電子お薬手帳の活用や携帯で撮影し、家族と情報を共有することも非常時には役立ちます。

アイデアの紹介
トイレットペーパーや布製のガムテープは持ち出し袋に必須アイテムですが、かさばって荷物に詰めにくいのが悩み。
その際、中の芯を抜いて二つ折りにすればコンパクトになり持ち運びに便利です。

100円均一グッズでも新しい商品が次々に発売されます。
あなたに必要な防災グッズを選ぶ参考にしてみて下さい。

2次と3次の備えに大切なこと

自宅にある身近な物を使った災害に役立つ活用術や、非常持ち出し袋に入れたい便利グッズの紹介。
また、自分にとっては必要な物として、団員自身の持ち出し袋の中身を紹介しながら、「自分は何を入れたらいいのか」の考え方をお伝えしました。

入れ歯を使用されている方は、入れ歯のケースや洗浄液も必要です。
普段使用している入れ歯は、蓋付きのケースにいれて保管しておけば、緊急時に持ち出して逃げることも可能です。
食事がうまく取れないと健康維持が難しくなります。

また、メガネを使用している方は、新しく作り変えた時に古い物を持ち出し袋に入れておくと安心です。

冬はカイロや厚手の靴下、夏は虫除けスプレーや日焼け止めなど季節によって入れ替える事も大切です。

3次の備え備蓄について、長期保存できる水や非常食も多く販売されていますが高価な物が多く、「家族分を1週間準備」となるとかなりの負担。
日常よく使用する食品を
通常より多めに購入⇒古い物から消費⇒消費した分を買い足す
「ローリングストック」がおすすめです。
ローリングストックをする食品の基準は
常温保存できるもの
◎そのまま食べられるもの
◎賞味期限が長いもの

を選んでみましょう。

備蓄で一番重要な水、1人あたり1日3リットル必要と言われています。
4人家族の場合  
3リットル X 7日 X 4(家族の人数)= 84リットル (6本入りケース7箱分

非常時には建物や家屋の倒壊により、保管した場所から備蓄品が取り出せなくなる恐れもあります。
そのような状況でも備蓄品が取り出せるように、数カ所に分散備蓄しておきましょう。
また、消費期限が近いものはないか?壊れているものはないか?不足、不要なものはないか?定期的に見直す習慣も忘れずに。

防災への備えは、自分と自分の家族を守る為のもの
平常時の今だからこそ、しっかり考えて後悔しない準備と対策を考えてみませんか?


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