令和4年3月27日(日)、枚方市中宮北町に建てられている枚方市消防団殉職記念碑へ消防団長以下、全副団長ならびに枚方市役所危機管理室担当職員が参拝しました。
例年は、3月1日の「枚方市平和の日」までに、正副団長および各分団の分団長と枚方市役所危機管理室担当職員が参列し、殉職記念碑敷地内の樹木剪定や清掃等を行い、その後殉職記念碑に祀られている御霊へ拝礼を行っておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、昨年度は参拝を取りやめ、本年度は参拝日の延期と式典縮小を余儀なくされました。
参列した消防団員全員と枚方市役所危機管理室職員は、ひとりひとり殉職記念碑に手を合わせて、こちらに祀られている御霊に対して敬意を表し、ご冥福をお祈りしました。
その後、上田団長より参列者へ消防団における責務の重要性と消防団先人の精神を受け継いで行かなければならないという話がありました。
枚方市消防団は、今後も消防団先人の『消防』に対する精神と志しを継承し、所属団員全員が消防団行政に精進するとともに、殉職記念碑に祀られている御霊の御遺功を後世へ伝えてまいります。
禁野火薬庫大爆発事故
1939年(昭和14年)3月1日禁野火薬庫で砲弾解体中に引火し2日間29回に及ぶ大爆発を起こし、死者94名、負傷者602名、家屋の全半壊821戸という大惨事となりました。
この禁野火薬庫の爆発で駆け付けた消防団員(当時は消防組)15名が殉職されました。
この殉職記念碑は、枚方市中宮北町の禁野保育所南側にあります。