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枚方信用金庫創立75周年記念式典「感謝の集い」開催
令和7年7月24日(木)関西医大大ホールにおいて枚方信用金庫創立75周年を記念した「感謝の集い」が開催され、枚方市消防団からは中団長と竹中副団長が出席しました。式典は、アルパ(パラグアイハープ)奏者丸田恵都子さんのオリジナル曲「風の祈り」の演奏で始まり、スクリーンにはパラグアイの多様性に富んだ自然の景色が映し出されました。まるでその土地の風や雰囲気を運ぶかのように、アルパの温かみのある澄んだ音色は、会場を埋めた大勢の人の心を優しく包んでくれました。

様々な取り組みを展開
寄贈式典では会長の吉野敬昌氏が挨拶に登壇され、8月1日に創立75周年を迎える枚方信用金庫がこれまでに取り組んで来られた事業の歩みを紹介されました。2014年11月「まち・ひと・しごと創生法」が公布。金融機関として地域・地方の再生に寄与したいとして、2016年から地方創生に貢献する取り組みを開始。高齢者が所有する不動産を子育て世代に循環する『巡リズム』の他、待機児童の解消のために枚方市駅前の研修所を保育所に貸出したり、信用金庫の閉店時間後にフロアを開放して行う「宿題カフェ」等、様々な地域課題の解決に向けた取り組みを展開。そして、本業である地域密着型でお客様に寄り添うサービスの提供と合わせて、国から大きな表彰を受けられたそうです。

ポータブル電源を受贈
寄贈式の舞台には、北河内7市の市長らと関係機関・団体の代表者11名が着席しました。寄贈品は全て寄贈先の要望に沿って選定されたものですが、常日頃から各寄贈先と様々な事業において連携・協力され、常に相手に寄り添い、地域社会の発展に寄与したいという「ひらしんさん」の感謝の気持ちを形にされたものです。枚方市消防団にはポータブル電源20台が寄贈され、各市・機関・団体のそれぞれ代表者に吉野会長から目録が手渡されました。

災害時の支援活動に
寄贈品一覧には、ポータブル電源の寄贈目的として「災害時の支援活動に資する」とありました。近年、火災のみならず全国規模で自然災害が多発し、災害救助活動が各地で展開されています。消防団にとっては非常時の支援活動に役立つありがたい備品となるはずです。

市民の皆さまの安全・安心を守るために
会場受付け前に設けられた『感謝の75周年』愛らしい記念ロゴ入りのボードには「地域課題解決に全力で取り組み続けます!」と書かれていました。ひらしんさんが本業だけでなく、暮らしに関する相談を含め、地域の皆さまとのつながりを何より大切して社会貢献活動に精励されている、その経営理念は「相互扶助」であるとのこと。私たち消防団員も本業を持ちながら諸活動に従事する立場ですが、枚方市消防団が標語に掲げる精神の基、市民の皆さまの安全と安心を守るためには、より『地域住民の暮らしに密着する』ことが肝要となるのではないでしょうか。