訓練

枚方市・寝屋川市消防団女性分団 合同水難救助訓練を行いました

令和7年8月31日枚方東消防署にて、水難救助訓練を行いました。
枚方市消防団女性分団では、2年に1度、大切な命を守る手段をご教授いただくため、水難救助訓練を行なっております。

今回初めて、枚方市女性分団と寝屋川市女性分団との、合同で訓練を行なうことができました。

枚方市、寝屋川市共に女性分団は
『自分の家族は自分が守る!!』『我が街が好き!!』『より良い街づくりを!!』
の心意気を高く持ち訓練に励んでいます。

今から水難救助訓練を開始します

水難救助訓練の目的

水難救助訓練の目的は、未然に不幸な水の事故が起こらないように準備を整えること、命を助けるためにできることを学びます。
もしもの時に役立てる知識を学び、市民の皆様へより良い情報を伝えたいという思いで訓練を行ないます。

溺れるとは

川や海によくある注意喚起の看板はこの様に、手をあげて助けて!と声をあげている絵が多いですが、実際は静かに溺れてしまいます。

静かに溺れ、周りは気付かない。
気道が開通していないので、声が出ない。
「助けて!!」も言えないので気付かれにくい。

溺れている人を発見した時

救助で水の中に入らない!

泳ぐことに自信がある人でも、溺れている人に引き寄せられる、しがみつかれる、一緒に溺れてしまう危険があるため、水の中に絶対入らない!!こと。
浮くものが近くにあれば投げ入れ、いち早い119番通報溺れている人の位置を確認し続けることです。

浮くものとして、投げ入れるもの
◉ペットボトル(2リットルまたは、500ミリリットルでも可)
◉クーラーボックス・ランドセル など

ヒューマンチェーン

浮いて待て

体は2%浮くようになっている。

2%とは顔全体に値し、目安として手のひら片手で1%です。

〈ポイント〉
浮く時は、仰向けで大の字になる方がバランスがとりやすい。
足元から流れに沿る、足が下流方向、頭は上流方向がベスト(漂流物などぶつからないように安全確認もできるため)

予防・準備

水のレジャーでは、ライフジャケットを身に付ける事。(股のところで固定できるものがベスト)
遊泳可能な場所でも、天候や流れによっては波に足元をすくわれる危険があるため注意が必要です。

まとめ

各市に戻り、この訓練で得た知識を市民の皆様へお伝えし、安心安全のより良いまちづくりを目指して活動していきたいと思います。

枚方寝屋川消防組合消防本部 枚方東消防署の皆様のご協力のもと、着衣泳、水難救助訓練を行うことができました。
貴重な学びと体験を通じたご指導をいただき、ありがとうございました。

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