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0歳児のご両親に向けての
応急手当講習
枚方を中心に活動されている、子育てママコミュニティ「マタニティチャームズ」さんから、今年も応急手当講習のご依頼で、0歳のお子さんを持つお父さん、お母さんに向けた乳幼児の応急手当講習会を行いました。
成人のAEDを使った心肺蘇生法を学んでいただいたあとに、メインである乳幼児の対応と違う点を確認しながら進めました。
からだの小さな乳幼児に対する、AEDを使った心肺蘇生法。
小さなからだ、だからこそ大切な人工呼吸。
成人に対する人工呼吸と胸骨圧迫の方法とは違い
鼻と口を一緒に、口で覆う人工呼吸の方法
胸の厚さ3分の1が目安で、2本の指でおこなう胸骨圧迫の方法
2点の違いをしっかり理解していただき、訓練用の乳児人形を使用し、2本の指で胸骨圧迫を熱心に練習されていました。
大切なのは子どもの目線
好奇心旺盛な子どもたち。
小さい子どもは純粋に遊ぶことに夢中になり、怪我や事故につながることは少なくありません。
大人の目線では気づかない危険が家の中にもあふれています。
いろんなものに興味を示す、子どもの目線に立つことで、その目の先にある身のまわりをもう一度見直すことの重要性と、大人である私たちがしっかりと対策を行い、子どもを事故から守るために、危険なものは事前に取り除くことが大切です。
「えっ!こんなものが!」思わぬものが危険であることを認識していただくため「主婦であり、母であり、おばぁちゃんでもある、女性分団」から子育ての先輩として、実際に起こった誤飲の事例も交えつつ、子どもの事故予防のお話をさせていただきました。
特に子どもの事故に多い「窒息・誤飲」
のどに物が詰まったときの応急処置の方法である
背強く強く叩く(背部叩打法)
胸部を圧迫する(胸部突き上げ法)
もしもの時に慌てないように、人形を使ってしっかり実技を習得されました。
子育て中の強い味方!
小さなお子さんの子育てには、不安がたくさん。
『いつもと違うかな?』
お子さんの様子がおかしい時や病気の時はもちろん、ご自身の体調不良や育児のお悩みの際には、枚方市民の為の相談ダイヤル「ひらかた健康ほっとライン24」を是非活用ください。