10月1日(日)菅原東校区自主防災訓練が行われました。
当日は朝からあいにくの雨。運動場での訓練は中止し、体育館で一部内容を変更した「雨天時用訓練プログラム」での開催となりました。
足元の悪い中でも、たくさんの方が参加され、地域の防災意識の高さを感じました。
【雨天時用訓練プログラム】
・AED(自動体外式除細動器)を使った救命法
・応急処置(異物除去法)
・応急手当
・搬送法
・簡易ベッド、パーティション組み立て実演
・防災講演
AEDを使った救命講習では、そのばに居合わせたあなたが救急隊に引き継ぐまでの間にできること。
「心停止の早期発見と119通報」
「一次救命処置(心肺蘇生とAED)」
救命処置は、特別な資格がなくても誰でも行うことができ、迅速に胸骨圧迫を開始する必要性をお伝えしました。
また、気道に異物を詰まらせたときの対処法「背部叩打法」「腹部突き上げ法」
出血している傷口を、タオルなどで直接強く押さえて圧迫する「直接圧迫止血法」
骨折や脱臼の際、包帯や三角巾の代わりに身近なレジ袋を使った応急処置を紹介しました。
搬送法では、「毛布を利用した応急担架」毛布の両端を丸め持ちやすくして握り、持ち上げる方法や一人で傷病者を移動させる方法。
2名で前後に抱えて搬送する方法・両手を組んで搬送する方法など、傷病者の負担を考慮しながら行う搬送方法をご紹介しました。
地域防災役員からは、避難所で使用する簡易ベッドとパーティション組み立て方法の実演と、枚方市危機管理部職員より防災へ備えるための講義が行われ、災害から身を守るためには、日頃からの準備と早期避難の大切さを教えていただき訓練は終了しました。
枚方市では、全45小学校区において自主防災組織が結成されています。
お住まいの自主防災訓練が開催される際は、ぜひ積極的に参加され、災害から地域を守り住民が仲良く助け合う「共助」の力を高めて欲しいと願います。