自主防災訓練 女性分団 川越分団

東香里校区自主防災訓練が開催されました。

2023年11月5日(日)秋晴れの中、東香里校区自主防災総合訓練が開催されました。
東香里小学校に通う児童50名も参加し、防災キッズキャンプも兼ねた訓練となりました。

訓練内容

1.地震車体験
2.煙道・水消火器
3.AED(自動体外式除細動器)を使った救命講習
4.簡易ベッド・間仕切り組み立て

突然大きな揺れが起こったら「どう自分の身を守るか?」
過去に起こった地震の再現を体験することで、自宅の地震への備えは大丈夫か?
学校で大きな地震がきたらどうする?を考えながら地震の揺れの怖さを体験します。

次は、火災時における煙の怖さと避難方法を身につける訓練です。
火事で煙が充満すると、住み慣れた家でも方向感覚がなくなり逃げることが困難になります。
煙の中を安全を確保しながら避難する方法は?
煙をできるだけ吸わないようにするためには?

煙の特徴などを説明し、いざ煙の中を体験。

次は、水消火器を使った消火訓練です。

消火器の種類と使用方法を学び、実際に水消火器を使って疑似消火体験をします。
初期消火の3原則

早く知らせる!
早く消火する!
早く逃げる!


小さな火事でも一人で消そうとしない、周りに火事だと知らせて助けを求める。
出火から3分以内が消火できる限度、できるだけ早く消火にあたる。
自分の背丈を超えた、天井に燃え移ったら消火はあきらめて、潔く避難を!

AED(自動体外式除細動器)を使った心肺蘇生法、救命講習。

目の前で人が倒れたら?
どこにAEDがあるの?
心肺蘇生ってどうやるの?


学校のどこにAEDがあるか?の質問は100%の回答率、では・・・自宅の近くには?勤務先の近くは?この機会に「AED探し」をしてみて下さい。
1秒でも早い応急手当を施すことで、救命率は上がります。
傷病者の発見から、AEDを使って電気ショックを5分以内におこなうことが理想です。
まずは、ご自身が応急手当を学ぶこと、そしてより多くの人が学ぶことがさらに社会全体の救命率をアップさせます。

避難所となる小学校には、避難所開設の際に使用する簡易ベッドや間仕切りが設置されています。
使用方法をみんなで確認することで、いざというときスムーズに設置に取り掛かれます。

小学校児童と一緒に行った自主防災訓練。
はじめて体験することも多く、子どもたちからは、この経験を活かしたいという感想。
小さいころから防災に触れておくことで、地域を守る未来の担い手に成長してくれることでしょう。

コロナ渦で自主防災の開催を自粛してきた期間がありましたが、いつ起こるかわからない災害に備えて、防災訓練の開催が再開しています。
私たち枚方市消防団は、地域の皆様と一緒に災害に強い地域・まち作りに努めてまいります。

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