川越分団 殿一分団 ポンプ操法訓練

殿一分団・川越分団がポンプ車操法に伴う合同のホース搬出訓練を実施しました。

殿一分団・川越分団合同のホース搬出訓練

第二方面隊 川越分団が加勢に集結

令和4年8月8日(月)、大阪府消防大会・北河内地区支部総合訓練大会のポンプ車操法出場に向けて訓練に励む殿一分団に加勢すべく、川越分団より選抜された団員で構成された小隊が、ホース搬出訓練に参加しました。

殿一分団のポンプ車操法の応援に駆け付けた川越分団の団員

この他分団による応援は、殿一分団のホース搬出要員の不足人員を補うために派遣されるもので、殿一分団と同じ第二方面隊として所属する川越分団が選ばれました。

特に川越分団の中でも分団幹部団員や経験のある者を選抜し、知識や技量ともに兼ね備えている7名の精鋭団員が川越分団の小隊として派遣されました。

なおこの7名の多くは、北河内地区支部総合訓練大会に於いて大会運営の一端も担っており、国旗掲揚要員のほか団旗手、団プラカード担当、車両部隊要員等の任務を兼任する予定で、大阪府消防大会では団旗手を務める者もおります。

訓練開始前に殿一分団の団員と共に準備運動を行う川越分団の団員

訓練開始に先立ち、まずは殿一分団の団員と共に準備運動を行い、これから始まる訓練に万全を期すために汗を流しながら体をほぐし、ウォーミングアップを行いました。

その後、参加者全員が集合し、本日の訓練について教官より内容説明がありました。

殿一分団の訓練へ川越分団の小隊が合流

殿一分団 ポンプ車操法を披露

教官からの説明が終わると、川越分団の団員はまず、仲間である殿一分団のポンプ車操法出場選手による訓練披露を見学しました。

初めて見る殿一分団の選手の機敏な動きに自然と歓声をあげる者や声援を送る者が後を絶たず、的を射抜いた時や訓練指揮者による訓練終了報告のあとは、惜しみない拍手と喝采を送りました。

川越分団 ホース搬出訓練開始

殿一分団によるポンプ車操法の披露が終わると、いよいよ川越分団の出番となり、まずは殿一分団のホース搬出要員と共に教官より概要説明を受けました。

教官よりホース搬送における注意事項や取扱説明等を受ける川越分団と殿一分団のホース搬出要員

教官からの説明のあと、川越分団の小隊は指揮を執る川越分団 寺久保分団長より担当する配置場所や詳細な説明を受け、分団長と団員との間で納得がいくまで質疑応答が繰り返されていました。

川越分団の団員へ説明を行うと共に指揮を執る、川越分団 寺久保分団長(画面中央)

そしてホース搬出の概要や注意事項等を頭に叩き込み、実際に消防ホースの搬送を行いました。

水圧がかかったホースを搬出の手順に基づいて担ぐ事が初めての団員もおり、最初は思わず「重っ!」との声も出ましたが、その後は取り扱いのコツを早くつかみ、安全かつ迅速に消防ホースの搬出を行う事が出来ました。

その後、数回搬出訓練を行い、最後は殿一分団・川越分団のホース搬出要員をひとつの小隊として、小隊指揮者となる殿一分団 竹中分団長により付随する動作の訓練指導が行われました。

ホース搬出訓練に臨む川越分団の小隊

枚方市消防団がひとつとなって

ホース搬出を担当する殿一分団と川越分団の団員30名を統轄指揮する殿一分団 竹中分団長(画面中央起立者)

大阪府消防大会・北河内地区支部総合訓練大会の開催まであと僅かとなってきましたが、この僅かな時間においても枚方市消防団内で力を合わせ素晴らしい結果を出せる様、団員ひとりひとりが全力で訓練に取り組んでおります。

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