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第22回自主防災会を
香陽小学校で開催

香陽小学校で第22回自主防災会が開催されました。9月に入っても残暑厳しい中、各自治会の役員を中心に約80名の方々が参加されました。
避難所開設の流れと
地域の準備体制
訓練協力参加者の紹介の後、避難所開設について説明がありました。震度6弱以上で開設され、施設管理者の使用可能確認の後、体育館を中心に必要に応じて教室を使用するとのことでした。この地域では6年前に小学校校長先生を交えて、各自治会が使用する教室の割り振りをマニュアルを作成し準備されているとのことでした。
毛布300枚を搬出
地域の協力で確認


次に、避難所で使用する毛布の確認です。倉庫から段ボールに入った毛布を各自治会単位で皆さん力を合わせて搬出されていました。ちなみに300枚が直ぐに使用できるとのことでした。


水消火器で初期消火訓練
古い消火器の扱いも学ぶ

次に、水消火器による初期消火訓練です。これは野外での活動になりましたが、皆さん暑い中、真剣な表情で水消火器を抱え火点に近づき、放水されていました。


参加者から「倉庫から古い消火器が見つかったがどうしたらいいか?」と質問がありました。
回答
消火器の使用期限は約10年で、底が錆びているものは使用不可です。古い消火器の回収ですが、ホームセンター等では新しい消火器を購入すると古い物を回収してもらえる所があります。市内の消火器メーカーでは有料で回収されているところがありますので検討してみてください。
救命救急講習
AEDと胸骨圧迫を体験

次に、救命救急講習です。この地区ではPTA会長が救命救急講習指導員の資格をお持ちでした。我々女性消防団2名と協力し、AED使用の注意点や胸骨圧迫を協力して行う手順等々、実際に人形を使い体験して頂きました。


AED設置場所や
ペット避難も確認
地域防災意識の高さ

最後に、地域内のAED設置場所の紹介、スライドを使い土砂災害警戒区域の確認や、避難所のペットの飼育場所の確認など、避難所学校の校長先生を交えてよく話し合われているなと感じました。
災害は突然起こるもので、また予期せぬ事が起こるものです。訓練全体を通して、コミュニティ会長を中心に地域の防災意識の高さを感じました。