体験型防災イベント「ビオルネ防災キャンプ2022」へ、訓練用人形を使った胸骨圧迫とAED(自動体外式除細動器)の使用を体験していただくコーナーを担当しました。
お子様連れの参加者が多く、親子でAEDや人形に触れて胸骨圧迫を体験。
特に、小さなお子さんは、胸骨圧迫に興味しんしん。教えたことをしっかり聞いて、一生懸命取り組んでくれました。
今は、「何をしているか?」よくわからなくても、実際に見て、触れた経験は記憶として残るはず。
今回体験してくれたお子さん達が、改めて応急手当を学んだ時に「あっ!あの時の・・・」と
理解を深め、人助けの一歩が踏み出せる人へ成長してくれる事を願います。
体験コーナに訪れてくれた方々は、
「AEDはよく見かけるようになったけど、なかなか触ってみる機会がない。」
「勤め先にAEDが設置されたけど、使い方が分からないから。やっぱり不安で・・。」
「いざという時に使えるように、経験しておいた方がいいですよね。」など
まだまだ、AEDの使用や救命処置の認知度は道半ば・・。もっと多くの人に知ってもらい、体験してもらいたい!
と感じることができた一日でした。
「お話聞けて良かったです。少し不安がなくなりました。」
「胸骨圧迫って、結構チカラが必要なんですね。」
「もっとこんな機会あったらいいのにね・・。」
などのお声を多数いただきました。
依頼を受けて救命講習会を開催させていただく機会は多くありますが、このようなイベントで市民の皆さんが立ち寄った先で、偶然でも知ることができる事も大事な救命につながるプロセス。
そして、これをきっかけに、更に理解を深めたいと感じた方に、救命講習を受けていただく道筋をお伝えし、受講のきっかけを作る事ができる救命処置の普及活動の大きな一歩です。