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令和6年度 北河内地区支部総合訓練大会出場に向けて
枚方市消防団は、令和6年8月18日(日)に開催が予定されている「北河内地区支部総合訓練大会」の出場に向けて、令和6年8月7日(水)に枚方市立桜丘北小学校において停止間訓練開会式が執り行われました。
この訓練開始式には、北河内地区支部総合訓練大会へ出場する団員のほか、正副団長および分団長が参加しました。
そして、これから訓練指導いただく枚方寝屋川消防組合の皆さま、枚方市危機管理部の皆さまにもご参加を頂き、訓練に先立ち枚方市役所危機管理部 増尾次長ならびに枚方寝屋川消防組合枚方消防署 太田署長よる激励のお言葉を頂戴し、枚方市消防団 中団長からも激励と感謝の言葉を受け、規律訓練が開始されました。
当日より北河内地区支部総合訓練大会まで5日間に亘り訓練を行います。
3分団合同規律訓練
令和6年度の北河内地区支部総合訓練大会における訓練礼式の披露は「停止間訓練」であり、8月18日の大会まで繰り返し訓練を行い、礼式の完成度を高めていきます。
今回の大会には、山田分団・川越分団・女性分団からなる、3分団合同での出場となります。
規律訓練とは
規律訓練は集団行動の基本であり、あらゆる消防団活動に影響します。
ルールを守ることを通じて、消防団員に相応しい 心構え、機敏な行動、節度ある動作を身に付け、団体行動力と団 結力を高めるために行います。
結果、チーム全体が一丸となって効果的に消防活動を行えるようになります。
指揮者 山田分団 谷村分団長
今回の訓練礼式で号令をかける指揮者は、山田分団 分団長 谷村拓哉さんが務めます。
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教官による技術指導
訓練においては、教官が団員ひとりひとりの細かい動作まで確認し、的確に修正を指示していきます。
つま先の開く角度、回れ右などの足の運びも細かく確認します。
停止間規律訓練
同じ動作を繰り返し行う事で、からだに動きを染み込ませ、常に最善の動きがとれる様に全力で取り組みます。
停止間とは
規律訓練の停止間とは、停止した状態で指揮者の号令により指示された動作や体形をとるものです。
一糸乱れぬ動きと素早さ、統制がとれた規律動作が求められます。
停止間に対し、速足行進を基本とする「行進間」があります。
停止間の基本の姿勢は「気をつけ」です。
気をつけの姿勢にひとつにおいても、以下のようなチェックポイントがあります。
・両かかとを同一線上に揃え、両足先はおおむね60度に開き外に向ける
・ひざは真っすぐに伸ばし、胸を張る
・指は閉じて真っすぐ伸ばし、中指をズボンの縫目にあてる
・あごを引き頭と首を真っすぐに保ち、前方を直視する。
日頃の訓練においても規律訓練を行っており、基本的な動作は体得していますが訓練礼式となると緊張感が違います。
団員ひとりひとりが訓練の目的を理解し、訓練に臨みます。
訓練礼式とは
規律訓練と似た意になりますが、訓練礼式は日常的な訓練だけでなく、公式な行事や式典などでも実施されます。
目的は、組織内での行動の基準を定め、規律を守り動作や行動を統一することで緊急時や公式行事でも全員が一緒に行動し、効率よく指示に従えるようになります。
初日の訓練を終えて
初日である今回は、開始時は動きがぎこちない団員もおりましたが、訓練が進むにつれてみるみる改善されていき、教官からも「初日とは思えない」との評価をいただきました。
これから北河内地区支部総合訓練大会へ向けて、限られた訓練日で精度を上げていき、枚方市消防団の更なる技量向上を図って参ります。