
日時:令和7年2月24日(月祝)10:00~12:00
場所:明倫小学校(中宮西之町10-6)運動場、中庭および体育館
寒波による小雪が舞う中、明倫小学校において自主防災訓練・防災キャンプが開催されました。
例年は近隣の知人や自治会などとの協力関係を構築する自主防災訓練を実施していましたが、
今年度は明倫小学校に通う児童41名が参加する防災キャンプも同時に開催されました。
参加者は防災に関する講習・体験に積極的に取り組まれ、より防災を意識する機会になりました。
防災キャンプとは
防災キャンプは防災訓練の一種で、学校、家庭、地域をつなぐ防災の取り組みです。
当日はご家族の皆さんとともに避難経路を確認しながら「一次避難所(災害発生直後に開設される避難所)」へ向かいます。
避難場所では避難生活を疑似体験したり、防災について学びます。
防災の視点から、学校、家庭、地域のつながりを見つめ直す機会でもあります。
目次
消防団員による放水訓練披露

殿一分団は毎月1回淀川河川公園で放水訓練を実施しており、機器の稼働点検、操作手順の習熟に努めています。
今回は、災害が発生した時に消防団が消火活動に力を発揮できることを住民の皆様に見ていただきました。
防災キャンプ
水消火器を使用した初期消火体験

訓練用の水消火器を使って訓練を行います。
楽しそうに消火訓練に参加していましたが、いざという時に今日の経験がきっと役に立つはずです。
防災小学校

体育館では「ひらかた市民活動支援センター」の方により、
・防災クイズ
・非常時出袋シミュレーション
・新聞紙グッズ(スリッパ)づくり
などを実施していただきました。


煙道による煙体験

子供たちは初めて煙の中を進む経験をしました。
煙の中だと前が見えない、方向が分からないという体験をする前に消防団団員から煙の中での対応方法を教えてもらいました。
AED(自動体外式除細動器)設置場所


枚方市の各小学校にはAEDが設置されています。
明倫小学校には、AEDに加え救急用の担架やタオル、リーダー救急バッグ(衛生材料セット)が設置されていました。
AED設置施設(市の施設)
https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000006779.html
AED設置施設(市内コンビニエンスストア)
https://www.city.hirakata.osaka.jp/kikikanri/0000008667.html
訓練が終わって
今回の訓練には子供たちが大勢参加してくれました。
地域住民が一体となって平常時に防災活動を行うことで、災害時には助け合いによる活動がスムーズに出来るようになります。
今回防災キャンプに参加してくれた子供たちが「防災」に興味、関心を持って将来防災活動の主役になってくれることを願っています。
私たち枚方市消防団も、地域の皆さまと一緒に災害に備える、災害に強い地域にする取り組みを続けて参ります。