自主防災訓練 女性分団 殿二分団 訓練

招提御殿郷自治会自主防災訓練が開催されました。

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概要

開催日時:令和6年10月27日(日) 9時15分~11時00分
開催場所:招提御殿郷公民館等  所在地)枚方市招提大谷3丁目19-26

【訓練参加者】
●招提御殿郷自治会住民の方々⇒25名
●女性分団員⇒3名
●殿二分団員⇒4名
 
 秋晴れの下、招提御殿郷公民館及び公民館下南側空き地に於いて自主防災訓練が開催されました。公民館では女性分団員によるAEDを使用した応急手当の講習会下の空き地では殿二分団員による消火器の性能や使用法の説明と水消火器を使用しての消火疑似体験訓練及び女性分団員による応急担架の作り方の説明、そして傷病者の抱え方・搬送方法を実践形式で体験しました。

『共助』の意識を
高く持って

地区の実情も消防団員と共有しながら

 それぞれの訓練場所において、説明する消防団員に対してこの地区の現状から「具体的に自分たちにできることは何か」という視点で質問される方が多くおられ、災害時には地区の皆で助け合う『共助』の意識を強く持たれていることを感じました。

胸骨圧迫の手技に見入る皆さん
AEDの装着を手伝う救命講習経験者の方

過去の教訓を踏まえた
取組みが継承されて

 以前、地区内で住宅火災があった際、周辺道路の幅が狭いために消防車両が近くまで侵入できなかったという経験をされました。そのことをきっかけに、現在は地区内に消火器69本(約5~6軒の間隔に1本)が電柱横辺りに設置されているとのこと。
 また、地区内の違法駐車車両の見廻りを月に1回実施するなど、万一の火災発生時に備えて迅速な消火活動が行えるよう、常日頃から心がけて地域を挙げての取組みをされています。「これも、消防車両が侵入できないという事例があった後に検討されて始まったことですが、今もなおこの取組みは継承されています」とは、今回の自主防災訓練を担当された笹山哲司さん。

応急担架の作り方

担架の支持棒がなくても大丈夫
応急担架の作り方を指南

地域の自主的な
取組みはやがて

傷病者を実際に手作り担架に乗せて
講評を述べる森田部長

 今回の訓練は約2時間に及びましたが、皆さん熱心に各団員の説明に耳を傾けられ、有意義な時間を過ごせたように思います。最後に公民館に集合した際、笹山さんから講評をお願いされた殿二分団の森田部長が「皆さんの身近におられる人たちの生命を守ることができるよう、今回の訓練の経験が皆さんの中に残ると幸いです」とまとめました。

 「継続は力なり」。正に、ここ招提御殿郷自治会が積み重ねてこられた取組みは、有事の際にその成果を発揮するに違いない。

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