自主防災訓練 女性分団 殿一分団

明倫校区自主防災訓練が開催されました。


日時:令和6年2月18日(日)10:00~12:00
場所:明倫小学校(中宮西之町10-6)運動場および体育館

≪訓練内容≫
①ポンプ操法訓練披露
②初期消火訓練(水消火器を使用)
③土のう作成体験
④救命講習
⑤搬送講習

梅の花も咲き始め春が近いことを感じられる気温の中、明倫小学校において自主防災訓練が開催されました。
参加者はご自宅の地域ごとに4つのグループに分かれ、防災に関する講習・体験に積極的に取り組まれ、より防災を意識する機会になりました。

消防団員によるポンプ操法(放水)訓練披露

校区を担当する殿一分団(総勢37名)は、一昨年の大阪府消防操法大会に出場した団員が在籍する分団です。大会に出場するにあたり、約3か月間毎晩仕事が終わった後ポンプ操法の訓練を重ね、技術の習得に努めました。
今回、災害が発生した時に消防団が消火活動に力を発揮できることを住民の皆様に見ていただきました。

水消火器を使用した初期消火体験

訓練用の水消火器を使って訓練を行います。
水と圧縮空気で本物の消火器同様の操作が繰り返しできます。

火災時の「初期対応の3原則」

① 大声で知らせる!
 ・「火事だ!」と大声で叫び、隣近所に知らせる。
 ・小さな火でも119番に通報する。
② 初期消火する!
 ・水や消火器だけでなく、座布団など手近なものを最大限に活用する。
 ・火が天井にまで燃え移っていたら消火を諦めて逃げる。
③ 早く逃げる!
 ・避難するときは、燃えている部屋の窓やドアを閉めて空気を遮断する。
 ・煙を吸い込まないように、一気に走りぬける。

土のう作成体験

枚方市上下水道局職員さんの指導のもと、土のうの作り方、置き方、固め方を学びました。
子供たちも率先してスコップを手に取り、土のう作りを体験。

枚方市消防団では以下動画をご用意しています。

土のう袋の結び方

積土のう工

AED(自動体外式除細動器)を使用した心肺蘇生法

身近にあるものを使って理解を深めてもらいます。

心臓は血液(酸素)を身体中に送る働きをしています。
エアーポンプを心臓に見立て分かりやすく説明します。

胸骨圧迫は深度5cm圧迫します。
5cmは電池1本分です!

生活用品を使用した搬送方法

物干し竿と毛布を使って応急担架を作成します。
搬送は要搬送者の足の方へ進みます。頭の方の担ぎ手は要搬送者に声掛けを行い、容態を観察します。

災害時は近隣の知人や自治会などで協力して助け合う「共助」が重要となります。
枚方市消防団は今後も防災における共助の知識・技術向上のお手伝いをさせていただきます。

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