令和6年7月13日(土)大阪府女性消防団員研修会がKKRホテル大阪にて開催されました。
現在、大阪府下では29市町で女性消防団員が活躍しており、内8市町が令和に入って設立されています。
この研修会は2年に一度開催され、大阪府下女性団員の意見交換と互いに高め合う場となっています。
今回の研修会では、各消防団で女性が行なっている活動のうち
「紙芝居」「劇や人形劇」「防災情報発信」「啓発活動」「救命講習」「男性団員と同じ活動」
6つのテーマの活動事例を展示を交え発表しました。
活動に対する思いや工夫点、現在の悩みなど、生の声を直接聞く事はとても勉強になり刺激を受けます。
「仕事を持つ団員が多いため、平日の活動に限りがある」
「消防団、女性団員の認知度が低い。認知度を上げたい!」
「団員をもっと増やしていきたい!」
「新しい取り組みや、企画運営を自ら手がけてみたい!」
などは、どの団も今後の共通課題です。
「男性団員と同じ活動」として、男女区別なく同じ分団に所属し訓練を行なう高石市・摂津市・吹田市の消防団。
男性団員と共に、車両・資器材点検をはじめ、放水訓練や災害現場活動(火災等)などに出動。
男性との体格・体力の差を感じる中でも、女性としてきめ細やかな気遣いなどを活かし活躍されています。
男女分け隔てなく活動することや、女性の特性を活かした活動を行なうなど「これからの消防団はどうあるべきか?」を考えるきっかけになりました。
枚方市消防団では、
「自分の身は自分で守る」子どもを対象とした安全教室や防災クイズ
市民の皆さまへ分かりやすく情報を提供するための自主防災訓練におけるフリップ
救命講習の中で乳幼児向け講習会の工夫点などを発表・展示しました。
この研修会は、「ますます活躍していくぞ!」という意気込みや頑張るパワーをいただける会で毎回楽しみにしています。
これからも知恵を出し、市民の皆さまへ情報発信やお役に立てることは何か?を考える続ける消防団でありたいと思います。