防災講演 女性分団

防災講演【手話サークル青柿】を行いました。

令和6年8月28日(水)防災講演をラポールひらかたで開催しました。
今回の依頼は、「津田生涯学習市民センター」に展示中の防災展示をご覧いただき「ぜひ詳しく教えて欲しい!」という【手話サークル青柿様】からのご依頼です。
出席されている健聴者も耳の不自由な方も一緒に、防災の勉強をし情報を共有させていただきました。

手話通訳士さんによる同時通訳での防災講演は初めての試みでしたが、みなさんとても興味を持って積極的に質問され自助・共助の大切さを勉強されていました。

手話通訳士さんの同時通訳

非常持ち出し袋

ネット検索すればあらゆる情報がある中、実際にどのくらいの量でどのくらいの質の非常用食品や水などを準備する必要があるのか?
非常用持ち出し袋の内容を見ていただき、自分では何を追加すべき?等、相談し合い一緒に考える時間を持つことができました。

100円均一でも売られている圧縮されたお手拭きを実際に水で濡らし体験してもらいました。

見て👀触って🖐️体験してもらう『見る防災講演』

枚方市危機管理室ポータルサイトや、非常用伝言ダイヤルもお知らせしました。

実際に災害が起こってしまったら・・・
『ご自身が避難するべき場所は知っていますか?』
『自治会やコミュニティの方は耳の不自由な方が地域におられる事をご存知ですか?』
普段から少しづつ地域で交流を持っていただく事も必要です。

臭いが漏れにくいビニール袋

『ご自身のおたすけカード使っていますか?』
『ヘルプカード使ってますか?』『笛も用意していますか?』
避難所での生活を余儀なく迫られた時、ご自身が日々なくては困る『メガネ、入れ歯、薬など用意してますか?』
『最近撮影したご家族の顔写真も持ち出し袋に入れてますか?』
避難所で生活が始まった場合、『救援物資は発災後何日後くらいに来ると思いますか?』
みなさんも、想像して考えて見てください。

令和6年度防災ガイド(ハザードマップ)は、枚方市ホームページからダウンロードすることもできます。

https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000017941.html

枚方市手話通訳協会

https://hirakata.schoolweb./

危機管理室ポータルサイト

https://www.city.hirakata.osaka.jp/kikikanri/

トイレ問題

災害時に1番困るトイレの問題自宅避難で、避難所の小学校などで…トイレが使えない!
『いつ来るかわからない公助である行政から届く携帯トイレを待てますか?』
『排泄を辛抱し続けることできますか?…』
携帯用トイレを購入することができなくても、代用できるものは身の回りにたくさんあります。
地域、コミュニティなど、一緒に考えながら今!準備を始めてみませんか?

キャンプなどで使われるイスを携帯用トイレにしてみました。凝固剤の代わりになる『新聞紙』『ペット用シーツ』『使わなくなったおむつ』などを袋の中に入れてから排泄し、黒いゴミ袋なら目にすることもありません。

現在の枚方市民の人数と、枚方市役所職員の人数、消防署員の人員、救急車の台数などクイズ形式で出題し、実際の数字を知ることで『自助』『共助』の大切さ、災害に備える必要性を感じていただき、できる限りの予防対策、準備、心づもりを皆さんと一緒に考えることができた有意義な時間となりました。

今回のきっかけは、「津田生涯学習市民センター」に展示している『防災展示』を見ていただいたことで防災講演の開催へ繋がりました。
このご縁を大切にし、新たな方々へ情報共有していただけると、これも共助へ繋がると思います。

-防災講演, 女性分団