
概要
日 時:令和7年2月23日(日)
16時00分から
場 所:枚方市総合文化芸術センター別館《旧メセナ枚方》
(枚方市新町2丁目1-5)
内 容:モルック大会
目 的:団員の融和協調を図る
参加者:14チーム
(11分団+事務局、団本部、広報部)※1チーム4名
目次
初企画『モルック大会』

下手投げで放たれたモルック棒の行方に皆が注目!

12本のスキットルを配布された図を見て並べます
強い寒冷前線が居座った三連休の中日、旧メセナ枚方2Fメセナホールに於いて「モルック大会」が開催されました。枚方市消防団のレクリエーションと言えば「ボウリング」が長年恒例となっていましたが、昨年から慣れ親しんだボウリング場が閉鎖・解体となったことで、団幹部のみなさんが交通の便が良く屋内で開催できるレクリエーションを検討して決定したのがこの『モルック』です。

『モルック』とは
《Mölkky》
フィンランドのカレリア地方発祥のキイッカ(kyykkä)というゲームを元に、1996年にLahden Paikka社により考案されたスポーツで、子どもから高齢者まで、また障がいのあるなしにかかわらずみんなが同じフィールドで楽しめる競技です。

なんという出来栄えの良さでしょう!

ペットボトルを巻き付ける一工夫
当日配られたルールの説明書

皆の笑顔がはじけて

井上副団長の競技ルール説明の後に競技が開始。各分団から4名の精鋭が出てワンチームを形成し、組み合わせで決まった相手チームと各コートに分かれて第一回戦を開始しました。順位は4試合の合計点で決め、得点が上位のチームから順に組み合わせて第二回戦に臨みました。力の均衡するチーム同士が競うこととしたのが功を奏したのか、どのコートも白熱した試合となりました。今回は、枚方市消防団の11分団に事務局(危機管理部)、団本部そして広報部を加えた14チームで勝敗を競いましたが、「ボウリングよりもええなっ」「モルック棒がどう転んでいくかわからんのが面白い」「これだけのおっさん連中が、初めてやったモルックで無邪気になっとる」など会場は笑顔と笑い声に包まれていました。

初代王者に輝いたのは


この競技に関しては、ほぼ皆さんが初体験でしたが、勝利を引き寄せたのは川越分団でした。懇親会の際に「勝因は?」と尋ねると「欲がなかったことです」とは谷村班長。ルールも知らずに大会に臨み、団本部と事務局のチームに勝利して8試合で計397点を獲得しました。表彰式で中団長から金一封をいただかれましたが、大欲は無欲であることを川越分団から教わりました。
優勝!!川越分団


準優勝!氷室分団


第三位決定戦!!

蹉跎分団と広報部がまさかの同点で第三位となりました。
第三位決定戦はみなさんの前でジャンケン!
勝利をおさめたのは・・・

あいこ接戦のうえ広報部が勝利しました!!
第三位 広報部

第四位 蹉跎分団

第五位 殿二分団

第五位までのチームに賞品が贈られました。
参加されたみなさん

第①コート 殿一分団と事務局の皆さん

第②コート 女性分団と蹉跎分団の皆さん

第③コート 殿二分団と枚方分団の皆さん

第④コート 川越分団と本部の皆さん

第⑤コート 広報部と津田分団の皆さん

第⑥コート 山田分団と菅原分団の皆さん

第⑦コート 樟葉分団と氷室分団の皆さん
温かい思いやり



作業を終えた団幹部のみなさんの顔も晴れやか❤

市民の皆さまにも貸し出します
1月13日(消防出初式翌日)、副団長らは中団長宅に集合していました。目的は、この大会で使用するモルックの道具を手作りしようというものでした。作業当日に写された画像からも幹部の皆さんの一生懸命さが伝わってきます。ご覧のとおり、どの道具も丁寧な仕事がされており、団員の皆さんに対する思いやりが感じられます。 また、持ち運びがしやすいようにと専用のトートバックを…これも手作り。「各分団から、また市民の皆さまから要望があれば貸し出しますよ。」と、バッグのデザイン(プリント)を手がけた井上副団長が皆の前でお知らせした。
『Smile with you』

みなさん、楽しいひと時をありがとう💛
日本モルック協会ホームページの見出しには、『Smile with you』 ~誰もが一緒に笑顔になれる それが“モルック”です~ とあります。今回のレクリエーションは、団員の融和協調を図ることを目的として開催されましたが、その言葉どおりの結果に終わったことは、後の懇親会で皆が談笑する様子からも窺えました。『モルック大会』…これから枚方市消防団の恒例行事となりそうです。