令和8年2月23日
枚方市車塚にある「輝きプラザきらら」1階『防災情報コーナー』を一部リニューアルしました。
今回は、災害時における「トイレの問題」に着目し展示を行なっています。

🚒 災害時に本当に困るのは「トイレ」です

地震や台風などの災害が発生したとき、水や食料の備蓄はバッチリという方は多いのですが、みなさん「トイレ」の準備はできていますか?
実は、災害時に最も深刻になる問題の一つが「トイレ」です。
「避難所に行けばなんとかなる」は、とても危険な考えです。
東日本大震災では、発生から3日以内に仮設トイレが届いた自治会はわずか34%でした。
また、仮設トイレは「汚い・臭い・暗い・遠い」行きたくない場所になりがちです。
水や電気が止まると、普段どおりトイレを流すことができません。
特に集合住宅では、排水管が損傷している可能性があり、水を流すことで逆流や漏水を引き起こす危険もあります。
「地震直後はトイレの水をながさない。」が鉄則です。
トイレが使えない状況は、単なる不便ではありません。
排泄を我慢しようとして水分を控える方が増え、脱水症状や便秘、体調悪化につながり、衛生状態が悪化すれば感染症のリスクも高まります。
災害時の健康被害を防ぐためにも、トイレの備えは欠かせません。
🏠 自宅でできる備え
まず準備しておきたいのは「携帯トイレ」「簡易トイレ」です。
目安は「1人1日5回×7日分」4人家族なら140回分が必要です。
凝固剤付きの市販品は、臭いを抑え衛生的に処理できます。
自宅のトイレが使えることが、災害時、大きな安心につながります。

購入していない場合でも、便座に厚手のゴミ袋を二重にかぶせ、中に新聞紙やペットシーツを入れて代用できます。
使用後は袋をしっかり縛り、自治体の指示に従って保管・廃棄しましょう。
トイレの備えは、家族の健康と命を守る備えです。
ご家庭で必要な数や対策を、いまこそ確認してみてください。
これからも、枚方市消防団では市民の皆さまに役立つ情報を発信してまいります。
お近くにお越しの際は、ぜひ展示コーナーをご覧下さい。
