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新しい消防車両
装備品の引渡し
枚方市消防団では経年劣化による各分団が使用する車両と装備品の更新を行っており、本年は3月15日(土) に枚方市防災備蓄倉庫にて蹉跎分団北中振班、菅原分団藤阪班、氷室分団杉班が新しい消防車両と装備品の引渡しを受けました。

車両引き渡し式
まず始めに枚方市消防団中団長より引き渡しにあたり訓示ありました。
「今回引渡しを受けた車両及び装備品は市民の皆様にお納めいただいた税金で購入したもので大切に何時でも出動出来るように整備してください」と訓示がありました。

そして蹉跎分団、菅原分団、氷室分団の各分団の代表者に車両の必要な書類などが入った封筒が授与されました。

車両と可搬式ポンプの説明

引き渡し式終了後、新しい車両の説明と可搬式ポンプの業者の方による説明がありました。
車両は軽トラックタイプから軽ワゴンタイプになり、限られたスペースに必要な資材が収納されています。

車両のタイプが変わった事から車内の機器類の設置場所や消火活動に必要な装備の配置が変わり、また車両にはドライブレコーダーやバック時に後方部がルームミラーに映るミラー、そしてサイレンも緊急走行時に一般車両との事故防止の為、交差点侵入時や追い抜きの際に通常と違う音色がでるサイレンアンプが搭載され車両の安全性も考えられた装備が搭載されています。


可搬式ポンプは実際に車両から降ろして、始動から放水までの手順を資料も見ながら納入業者の方に説明をしていただきました。説明の後は参加した団員が実際に始動から放水までの動作を行い、各分団で他の団員に説明できるようにました。



クアドラフォグノズルが正式装備に

このたび、枚方市消防団に新たな装備として「クアドラフォグノズル」が正式に導入されました。
クアドラフォグノズルは、見た目が銃のような形をした放水用のノズルで、従来のものよりも持ちやすく設計されています。先端部分を回すことで、水の量を4段階に調整できるのが特長です。
導入後に行われた訓練でも実際に使用され、長時間の放水でも安定した操作が可能であることが確認されました。
あわせて、消防車に積載する防火服や防火ヘルメット、懐中電灯、誘導灯などの装備品も新たに配備されました。
枚方市消防団では、火災や災害が発生した際に迅速に対応できるよう、車両や装備の更新を進め、より万全な体制を整えています。