
幹部科初級指導課程
大阪府消防協会が実施する消防団員教育訓練カリキュラム【幹部科:初級指導課程】の消防学校教育が令和8年10月25日(日)に大阪府大東市にある大阪府立消防学校にて実施されました。
【幹部科:初級指導課程】は、消防団員の「幹部教育」として消防団幹部に対して必要な教育訓練を行うものです。この教育訓練を通して、消防団幹部としての指導的立場を自覚し、消防団の運営に必要な規律や消防団に期待される役割等を研修するもので、毎年大阪府下の消防団組織より部長・班長職に相当する者を各団より数名を選出して実施されています。
今回、枚方市消防団からは枚方分団・氷室分団・女性分団に所属する3名を派遣しました。
午前の部
雨天により屋内での開会式を行った後、大阪府下から集まった37市町村の団員が、4班に分かれて研修を行いました。
午前の部では「訓練礼式」「チェーンソー取扱い訓練」「放水訓練」の3つを行いました。

1.訓練礼式
団体行動に必要な姿勢や動作、号令への対応を学び、規律や協調性を養う研修を行いました。
統制の取れた行動を身に付けることで、災害現場での迅速かつ安全な活動につなげることを目的としています。
日々の訓練においても規律訓練は行いますが、礼式の意義を再確認することで指導者としての立場での振る舞いを念頭に訓練に取り組みました。

2.チェーンソー取り扱い訓練
災害時の倒木処理等に備え、チェーンソーの取扱いについて研修を行いました。
基本操作や安全管理、切断技術を再確認し、団員の技術向上と災害対応力の強化につながる有意義な訓練となりました。

3.放水訓練
消防学校職員の指導のもと、放水訓練を実施しました。
普段の訓練でも行っている放水訓練ですが、それぞれの動作や安全対策を再確認をしながら筒先操作や中継送水、団員間の連携要領を学びました。
基本技術の向上と安全管理意識を強化できた研修となりました。

午後の部
昼食休憩をはさんで、午後からは「器具訓練」「安全管理(座学)」が行われました。

4.器具訓練
ホース延長や結合の確認、機器類の撤収作業について研修を行いました。
基本的な動作ながら、それぞれの動作の要点を指導いただきながら行うことで、無駄を排した動きとなりより安全かつ迅速に動作が行えるようになりました。

5.安全管理
安全管理の意義や災害の特異性、理論や事故発生要因と対策などについて受講しました。
安全確保の重要性を学び、決められた事の遵守や消防団活動の厳正を期す事が安全の要件につながる事を学びました。

【研修の合間に】他地域の消防団員との交流
研修の合間には他地域の消防団員とお話しする場面もありました。
活動服のデザインの違いなどを話題の皮切りに、各地域の特性や工夫、資機材の違いや団員募集の取組など様々な意見交換を行うことが出来ました。
こうした交流も、大いに学びのあるものとなりました。

枚方市消防団の中心的存在となるべく
今回、消防学校において教育訓練を受けた団員は、今後は枚方市消防団内で指導者としての任務に就くほか、将来において上級教育訓練である幹部科・現場指揮課程等の受講候補者として消防団活動に邁進してまいります。