令和7年11月30日、地域の防災意識向上を目的とした自主防災訓練が藤阪小学校において開催され、「煙道体験」「地震体験車」「AED講習」という体験型プログラムを中心に、実践的な訓練が行われました。

目次
煙道体験:視界がほぼない恐怖を体感


テント型の煙道に白煙が充満し、参加者はテントに触れながら低姿勢で脱出。視界がほとんど奪われる状況に「煙の怖さがわかった」「パニックにならないよう落ち着くことが大切だ」といった声が聞かれました。消防団員は「煙は真上に上がるため、避難の基本は“姿勢を低く”」とポイントを説明しました。
地震体験車:過去の大地震の揺れ再現


会場の配置された地震体験車において、実際に震度7級の激しい揺れを体験。
参加者はテーブル下にもぐる、揺れが収まるまで頭を守るなど、基本動作を確認しました。体験後には「家具転倒の危険性や室内の安全確保の必要性を再確認した」「実際の揺れの激しさに驚いた」といった感想が寄せられました。
AED講習:人名救助に必要な知識を習得


消防団員によるAED講習では、心肺蘇生法(CPR)の手順、AEDの使い方が丁寧に説明されました。
参加者は訓練用人形を使って胸骨圧迫を体験し、「1分続けるだけでも大変体力を使う」「体験できてよかった実践できるよう繰り返し学びたい」という声もありました。
訓練を振り返って
