女性分団 地域防災 応急手当講習

9月9日は「救急の日」くずはモールで開催の救急イベントに参加しました。

9月9日は「救急の日」として救急医療及び救急業務に対する国民の正しい理解と認識を深め、救急医療関係者の意識の高揚を図る事を目的に昭和57年に定められ以来、毎年9月9日を「救急の日」とし、この日を含む1週間(日曜日から土曜日まで)を「救急医療週間」としています。

2024年9月8日(日)くずはモールにて「AED(自動体外式除細動器)を使った救命講習」や「救急車の適切な利用の呼びかけ」救急医療を身近に感じてもらうための救急イベントが開催されました。

枚方寝屋川消防署職員と共に来場の方へ、救命講習や子どもたちに救急隊員の衣装を着て救急医療に触れる体験、また年々増え続ける救急車の出動に対し、適切に救急車を利用する呼びかけなどを行いました。

救命講習の会場は順番待ちができるほどの盛況ぶりです。

「運転免許証取得の時に習った以来です」
「なかなか体験する機会がなくて、嬉しいです」
「大人と子どもの救命処置の違いは・・・」など熱心に話を聞き体験いただきました。

人工呼吸の体験も・・・
乳児の救命処置の説明も・・・

子ども達は救急救命士さんの衣装を着て嬉しそう~。
かわいいお子さんの姿に親子で大満足の様子です。

搬送担架や救命セットなどを見て触ることで、いのちを大切にする気持ちを小さい頃から育んでもらえると嬉しいです。

救急車の出動件数は年々増加傾向です。

119番通報で救急車の要請を受けると、対応可能でいちばん近くの救急車が出動します。
しかし、救急車の要請が増加・集中すると、周囲の救急車が出払い遠方から駆けつけなければならず、現場への到着に時間がかかり救命処置が遅れてしまいます。

消防庁によると、全国における救急車利用者の50%以上(大阪府は約60%)が「軽症」と診断されており、入院を必要としない利用が半数以上。
救急車利用者へのアンケートで
「交通手段がなかったから」
「どこの病院へ行っていいのか分からなかったから」
「救急車で行くと優先的に診てもらえると思った」など
緊急性がない理由で救急車を利用した回答も多くみられます。

このような状態が増えると、生命の危機が迫っている人のもとへ救急車の到着が遅れ、救えるはずの命が救えないという可能性が高まります。

急な病気やケガで
「いますぐ病院に行ったほうがいいのかな?」
「救急車を呼んだほうがいいのかな?」
救急車を呼ぶか迷った時は

救急安心センター事業「#7119」
(大阪府:06-6582-7199) 
365日24時間対応

に電話をかけ、専門家からアドバイスを受けることができます。

イベントを通じて、救命医療を考え救命処置を学ぶ事で、目の前で突然人が倒れたら?
「あなたにもできます、手をあげて動こう!」みんなの勇気が命をつなぐ・・
『救命の連鎖』で一人でも多くのいのちをみんなで守る社会づくりと、救急医療体制を守るために、適切な救急車の利用を考えてみましょう。

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